3月4日、葛永光救國團主任を団長とする中華民国青年代表訪日団の皆様との24回目となる交流プログラムがスタートしました。
まず一行が向かったのは東京2020に向けて建設が進む東京オリンピック・パラリンピック選手村です。説明に熱心に耳を傾ける様子からも同じアジアで開催されるオリンピック・パラリンピックに対し台湾からも強い関心が寄せられていることが感じられました。
また、夜には佐々木紀青年局長主催の歓迎夕食会で皆様をおもてなししました。佐々木青年局長は冒頭挨拶で「日台は古くからの大切な友人であり、重要なパートナーだ。楽しい時間を過ごすと共に日台関係の未来についても語らい合おう」と呼びかけました。
翌3月5日、訪日団は東京都練馬区でトマト農園を視察し、JA東京中央会とJAあおばの皆様の協賛のもと土地利用についての先進事例を共有しました。また、牧原秀樹内閣委員長表敬では牧原内閣委員長が青年局長であった当時の日月潭や高雄訪問の思い出話に花が咲き血の通った交友関係の一端が示されました。さらに一行は二階俊博幹事長の表敬訪問に臨みました。二階幹事長からは「日台の往来をもっと盛んにしよう。我々も台湾を尊重し、皆さんにももっと日本を訪れてほしい。我々は仲間ではないか」と熱いエールが送られました。葛団長からは「台日の関係の深化を青年世代の交流に託したい。友情を絶やすこととなく、相互の信頼と尊重に基づく交流に期待する」とのメッセージが送られました。夜に行われた山口泰明組織運動本部長主催歓迎夕食会では山口本部長より「日本と台湾には家族の様な深い結び付きがある。今般の交流を心から嬉しく思う」と歓迎の意が示されました。疾走するかの如く盛り沢山の1日でしたが日台の絆、そして良きパートナーとして共に描く未来像が共有された1日となりました。
訪日団は3月8日まで日本に滞在し福島県やアクアライン、羽田空港を視察し帰国の途につく予定です。