8月19日から8月23日にかけ、毎年恒例の青年局海外研修を実施し、佐々木紀青年局長をはじめ団役員8名(武井俊輔国際部長、小林史明青年局長代理、朝日健太郎青年局長代理、宮澤博行団体部長、中曽根康隆研修・拡大副部長、吉川赳青年局次長、依光晃一郎中央常任委員会議長、不破大仁中央常任委員会副議長)を含む全国から集まった85名の訪問団が台湾を訪問しました。
19日に羽田空港内で全団員による結団式を行い、翌20日には、蔡英文総統、蘇貞昌行政院長をそれぞれ表敬し、中国信託商業銀行辜仲諒会長主催の昼食会、蘇嘉全立法院長主催の夕食会に出席しました。
蔡総統からは「未来の台日関係を安定的に発展させ、台日の各層の協力を進めていこう。そして青年局の台日関係における取り組みに深く感謝する」と青年局と台湾の交流への思いを伝えていただきました。
続けて佐々木紀青年局長は「日本と台湾は理念を同じくする古くからの友人だ。青年世代のうちに台湾と接点を持ち、各分野で未来の日台関係発展に力を尽くしていく」と述べ日台交流への決意を示しました。
21日は桃園市での滞在を楽しみました。台湾に現存する神社としては保存状態が良い桃園神社(改修工事中)を参拝した後、鄭文燦市長主催の昼食会に臨み、さらに市長自らのご案内で桃園の水路や大渓の街並みを視察しました。
その後、高雄市に移動し、救国団葛永光主任主催の夕食会で韓国瑜高雄市長も出席する中、多いに救国団員、高雄市関係者と親睦を深めました。
22日には、来年の総統選挙へ出馬を表明している高雄市の韓国瑜市長と市議会を表敬した後、台北市に戻り、柯文哲市長を表敬しました。柯市長も総統選挙への動向が注目されており、青年局としては今回が初めての面会となりました。 そして夜には、台日文化経済協会杜恒誼会長が主催する総勢約200名の大夕食会に出席し、日台の関係深化に尽力されている台湾各界の方々との親睦を深めました。
23日には、佐々木局長をはじめとした国会議員ら10名で1年前に落成した米国在台協会の新台北事務所を他国の国会議員としては初めて訪問し、日本・米国・台湾の協力などについて意見交換をした後、台日関係協会の邱義仁会長を表敬し、今回の研修に際しての尽力に謝意を伝えました。
全日程を通じ要人表敬や企業、団体との食事会、地方視察を多く行い、有意義な意見交換や日台の地域間交流の促進ができました。団員たちは日本各地で研修の成果を広めるとともに、青年世代としていかなる状況下でも揺らぐことなく日本と台湾の絆を未来へと繋げることを誓い合い台湾の地を後にしました。