
訪台3日目となる5月5日午前、総統府において蔡英文総統、頼清徳副総統を表敬しました。同日早朝のPCR検査で団員1名が陽性となったため、小倉將信青年局長ら同じグループで行動していたメンバーは表敬に参加せず、ホテル待機となりました。
そこで、鈴木憲和局長代理、鈴木隼人国際部長が青年局を代表して会談に臨みました。
蔡総統との会談では、冒頭、一行への歓迎と陽性となった団員へのお見舞いの言葉を頂き、「青年局は台湾にとって最も大切な友人。青年局を通して台湾と日本の交流を深めていこう」と青年局への思いを伝えて頂きました。
午後には、朱立倫国民党主席や柯文哲台湾民衆党党首(台北市長)ら台湾政界のキーパーソンを表敬するとともに、経済団体「三三青年会」や親日団体「台湾日文化経済協会」との交流を予定通り行いました。
両団体との交流では青年局の訪台団に初めて民間の青年団体として帯同した日本青年会議所の星野健太常任理事から、若手経済人による民間交流への強い意欲が示され実りある意見交換となりました。
6日は小倉將信局長らホテルで待機してオンラインで交流するグループと鈴木憲和局長代理ら新竹市・桃園市を訪問するグループに分かれ行動しました。
小倉局長らは、前日に対面がかなわなかった蔡英文総統とオンラインでの会談に臨みました。蔡総統には小倉局長や中島土日本青年会議所会頭はじめ団員一人ひとりと意見交換をしていただきました。
鈴木局長代理らは林智堅新竹市長、鄭文燦桃園市長を表敬訪問し、両市における市幹部への若手登用や日台の地域間交流について意見交換しました。両市長との意見交換には小倉局長らもオンラインで参加し、ハイブリットな交流が実現しました。
桃園市ではX Park(日本の最新技術を取り入れ人気を集める水族館)や雄獅想像力製造所(文房具作りの体験型施設)の視察も行いました。
訪台最終日となる7日もグループに分かれ活動しました。
鈴木憲和局長代理らは基隆市を訪れ岸田文雄総理・総裁の曽祖父が営んでいた「岸田呉服店」をはじめ日本統治時代からの建物が残る街並みを車窓視察しました。
小倉局長らは前日の蔡英文総統に続き、頼清徳副総統とオンラインで会談しました。頼副総統からは小倉局長との交友歴に触れながら、ご自身と小倉局長が旧い友人だとのお話があり、日台の友情を改めて強調頂きました。
今回の台湾訪問では、団員のコロナ陽性などの困難に直面しつつも、台湾当局の見事なオペレーションとご厚意により、予定された日程をすべて消化するとともに、途中からホテル待機となった団員もオンラインによる交流の機会を得ることが出来ました。改めて、関係各位のご理解とご協力に深く感謝いたします。








