青年局は、3年ぶりの海外研修として8月22日から26日までの日程でベトナムを訪問します。ベトナムでの研修実施は5年ぶりです。
訪問団は鈴木憲和・佐藤啓両青年局長代理が団長を務め、国会議員6名、川崎修平青年局中央常任委員会議長(神奈川県議)ら全国16都道府県の青年局メンバー26名のほか学生部に所属する学生も11名が参加しています。
22日、党本部での結団式では、先般の内閣改造で少子化担当大臣として入閣した小倉將信第52代青年局長が激励挨拶を行うとともに、梅田邦夫前駐ベトナム全権大使からベトナム情勢についてご講演いただきました。
ベトナムでの初日の研修は、若手国会議員、ホーチミン共産党青年団との意見交換会でスタート。青年世代らしく中長期の視点で経済協力等について議論を行ったほか、両国の若手議員・民間人、学生による人的交流をより一層、促進していく方針を確認。根本雄作学生部全国協議会会長(東京都連学生部委員長)からもベトナムの学生組織との連携について抱負を語りました。
午後は、国会議事堂にてベトナムトップ4のひとりであるフエ国会議長と、マイ越日友好議連会長を表敬訪問。
鈴木団長は5月の岸田文雄総理大臣の訪越に触れ「ベトナムは経済・安全保障の観点からも重要なパートナーだ」、佐藤団長も「若手議員・民間レベルでの連携を強化していきたい」と強調しました。
フエ国会議長は「皆さんの訪問を歓迎したい。来年は日越外交関係樹立50周年の節目の年であり、関係発展に向け互いに力を合わせていきたい」と力強く語りました。
意見交換では経済・安全保障のみならず、参加者から各地域で行なっているベトナムとの交流事業の紹介や技能実習生を巡る課題などもテーマにあがりました。
最後に一行は、国会議事堂や世界文化遺産であるタンロン城王宮跡(タンロン遺跡)の遺構・遺物を展示する博物館の視察も行いました。