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青年局ニュース

台湾

青年局海外研修を台湾で実施、頼清徳総統をはじめとした要人と意見交換

2024.08.22

頼清徳総統への表敬訪問時の記念写真

青年局では、毎年、所属する国会議員、支部連合会青年部局・学生部の資質や知見、メンバー同士の信頼関係を深めることを目的に毎年夏に海外研修を行っています。
今年は、青年局と関係が深く、5月に新政権が発足した台湾を訪問し、頼清徳総統ら要人への表敬等を行った他、4月3日に発生した台湾東部沖の地震で被災した花蓮市を訪問し、苦しい時に助け合う「善の循環」の関係深化を図りたいと考えております。

研修2日目の8月20日は、総統府にて頼清徳総統と蕭美琴副総統をそれぞれ表敬しました。
頼総統は冒頭、「4月の台湾東部の地震では花蓮に大きな被害が生じましたが、同月下旬には早速青年局幹部に訪台いただき、鈴木貴子青年局長から蔡英文総統(当時)へ義援金目録を手交していただいた光景を今でも覚えています」と感謝の言葉がありました。
鈴木局長は「義援金は全47都道府県連の青年局メンバーと集めたもの。日本各地から集まった70名を超えるメンバーで被災地・花蓮県を訪問し、お見舞いを伝え、また復旧復興の一助として何ができるかを考えていきたい」と応えました。
また、立法委員時代に花蓮を選挙区としていた蕭副総統からは「花蓮が安心安全な観光地として復興している姿を見て、日本に帰って発信してほしい」との期待が寄せられました。

意見交換では自民党総裁選挙の日程が決まったことにも話が及び、鈴木局長は「誰が次の総裁になっても、岸田総裁や歴代総裁ように、もしくはそれ以上に日台関係を重んじることを約束します」と強調し、災害などの困難な時に助け合う「善の循環」の友好関係を更に発展させていくことを訴えました。
また、任期を終えて退任された台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表には、熊本地震の際、就任直後にも関わらず現地に駆けつけていただいており、熊本からの参加者から改めて感謝の言葉が述べられ、鈴木局長は「次の大使とも引き続き関係を発展させたい」と話しました。
この面会は現地のメディアからも取材され、大きく報道されました。

総統・副総統への面会と同日、国民党の連勝文副主席と日本の国会議員にあたる立法院の若手議員の皆さんとも意見交換をすることができました。
鈴木貴子局長からは、青年局が日台交流の窓口を担うこととなったきっかけが蒋経国氏と当時の海部俊樹青年局長、小渕恵三青年部長らによる会談であったとのエピソードが紹介され、これからも、その関係を深化させていくことで一致しました。
立法院における野党間連携などについてのこれまでの経緯や、両国とも少子化高齢化が進む中で適切かつ効果的な若者・子育て政策について議論しました。

台湾民衆党の柯文哲主席ともお会いしました。冒頭、柯主席自ら台湾民衆党の設立の経緯や総統選挙の結果と分析についてご説明頂きました。
民衆党は40代以下の比較的若い世代の圧倒的支持を得ており、我々も学ぶべきことが多くありました。
自民党青年局からは全47都道府県において学生部の設立を目指していることを紹介し、若い世代を巻き込んだ政策立案や政治活動の必要性についての認識を共有しました。
両岸関係や少子化対策、若者の政治参加などについて意見があがりました。
今回の訪台では、地方議員メンバーだけでなく参加した学生部メンバーからも積極的に意見が出され、より厚みのある議論をすることができました。

研修3日目の8月21日は、台北市政府に伺い、蒋万安市長への表敬と台北市青年局との交流会に臨みました。鈴木貴子青年局長と蒋市長は5月に日本(自民党本部)と台湾(台北市)のそれぞれで面会を重ねてきました。
その際、蒋市長から6月には台北市青年局を立ち上げるとのお話があり、青年局間でぜひ交流を、との申し出がありました。
議員時代から自民党青年局とご縁がある蒋市長です。台北市青年局の立ち上げは、さらなる関係進展に繋がることと期待しています。
蒋市長は表敬訪問の冒頭挨拶で、日本と台湾は同じ価値観を持つ仲間であると訴え、漫画「ONE PIECE」のセリフを引用し、「オレたちは仲間だ!!」と日本語で呼びかけ団員も大きな拍手を送りました。
それに対し鈴木局長も蒋市長の挨拶に応え、「日本と台湾は互いに地域の一つの平和(peace)を求めている。私達は仲間だ!!」と応じるなど、終始和やかに親交を深めました。
また、台北市の少子化対策の取り組みや観光を通じた地域間交流などについて意見を交わしました。
その後、台北市青年局との交流会を開催。
殷瑋局長、市政府青年局幹部、学生の皆さん方を前に鈴木局長がスピーチを行いました。
青年局発足への祝意に続き、自民党青年局が掲げるファーストペンギンの精神になぞり「若さとは、まだ未熟・未完成な存在だからこそ挑戦し続け、学び続けることができる。その結果として、行動力に繋がっていくはず」と述べ、新組織のますますの飛躍と若い世代の皆さんの活躍を祈念しました。
また、「若者に向けたアドバイス」というテーマでは役員それぞれがエールを伝えました。蒋市長もその日のFacebookに「鈴木局長の『大失恋』が会場の皆に特に印象に残った。」と投稿するなど、終始和やか且つ活発な交流会となりました。
発足して未だ3ヶ月にも関わらず早速、交流会の開催を実現して下さった蒋市長、殷青年局長をはじめとした台北市政府の皆様に心より感謝申し上げます。
台北市青年局との交流も現地のメディアからの取材を受けており、大きく報道されました。

頼総統(右)番目と意見交換する鈴木貴子青年局長(左2番目)と藤井一博青年局長代理(左)
頼総統と握手をする学生部員
蕭美琴副総統(右)からは花蓮への訪問に期待を寄せられた
蕭副総統への表敬訪問の全体写真
国民党の連勝文副主席への表敬訪問
柯文哲主席自ら台湾民衆党について説明を頂いた
蒋万安台北市長への表敬訪問
鈴木局長は蒋市長の挨拶に応え、「日本と台湾は一つの平和を求めている。私達は仲間だ!!」と応じた
党青年局役員から、台北市青年局に向けてメッセージを送った
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