
近畿ブロック会議が滋賀県にて開催されました。党本部からは、中曽根康隆青年局長、平沼正二郎青年局長代理、神谷政幸青年局長代理、須田旭中央常任委員会議長(大阪府議)、田中泰彦同副議長(愛知県議)が出席しました。
井狩辰也滋賀県連青年局長は「課題は多くあるが、今日一日しっかりと議論をして、充実した1日にしたい」と参加者に呼びかけました。
中曽根康隆青年局長は冒頭挨拶で、「これまで開催したブロック会議の中でも党執行部への批判は多くあがっている。しかし、その言葉を聞くために私は今日滋賀に来ているので、皆さんの忌憚ない意見、率直な意見をぶつけていただきたい」と話しました。
会議には、自民党学生部に所属する大学生も参加し、日本では研究費が少ないので海外に留学せざるを得ない、国立大学の学費値上げによる金銭的負担が増えているなど、大学生が直面している問題を例に挙げ、「学生部を持つ青年局だからこそ、学生に向けた具体的な政策を提示して、学生へのアプローチを行ってほしい」と意見を述べました。
また議論の中で、支部長の選任方法について、特に多くの意見があがり、各県から現在の選任状況と抱えている課題が共有されました。
中曽根青年局長も、「支部長選任においては地元の声、地元の意思を最大限尊重すべきである。この議論は他のブロック会議でもあがっているのでしっかりと提言に入れていきたい」と応えました。
その他様々な議題で議論は白熱し、2時間半設けられていた会議の時間もあっという間に感じられるほど充実したブロック会議となりました。
会議終了後には、琵琶湖に向かい、湖岸に沿って歩きながら清掃活動を行いました。
ごく狭い範囲の中でも、ペットボトルやビニール袋、サンダルなど漂着物と思われるごみが多くみられ、琵琶湖周辺のごみ問題の深刻さを痛感しました。
また、琵琶湖博物館にお邪魔し、亀田佳代子館長から、ご自身の専門分野である川鵜(カワウ)の生態と琵琶湖の関係という視点を軸に、琵琶湖の歴史や取り巻く環境の変化、共生してきた生物などについての講演が行われました。
琵琶湖博物館は湖がテーマの博物館としては日本最大規模となり、湖の生い立ち、人々の歴史、自然と私たちの暮らしの展示をはじめ、湖の生き物の生きた姿を見ることのできる水族展示もあわせもつ、全国的にもめずらしい総合博物館となっています。
琵琶湖の魅力について学ぶ良い機会になりました。





